CSI:科学捜査班 動画

作品概要

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00年10月から放送がスタートした「CSI:科学捜査班」の登場は、00年代の米テレビ界を象徴するものとなりました。製作総指揮を手掛けるのは、映画「パイレーツ・オプ・カリビアン」シリーズのハリウッドのヒットメイカー、ジェリー・ブラッカイマー。

映画界だけでなく、一躍テレビ界でも覇者となったブラッカイマーの成功は、ハリウッドの才能がテレビ界に進出する流れを一気に加速させる原動カとなりました。

映画界との太いパィプは90年代後半から台頭したHBOなどのケーブル局に先駆けて見られた傾向でした。が、ブラッカイマーの本格的なテレビ界への参入を機に、ハリウッドとテレビ界の垣根はなくなり、米エンタテインメント界のボーダーレス化はこの10年で、著しく進んだと言えるでしょう。

「CSI:」の舞台は、世界最大級の規模を誇る巨大カジノや豪華ホテルが並ぶ娯楽都市ラスベガス。華やかさとは裏腹に、凶悪犯罪が渦巻くこの街の市警犯罪課犯罪現場捜査研究所にある、全米で第2の規模を誇ると言われる科学捜査機関=CSI。夜番シフトで働くCSIのメンバーたちが、専門知識と最新のテクノロジーを駆使して犯罪現場の犯人の遺留品や証拠物件を検証し、犯罪を科学的に立証していく犯罪捜査ドラマです。

主演格は、地道な捜査を好む主任捜査官ギル・グリッソム(ウィリアム・ピーターセン)。彼が率いるメンバーは、元ストリッパーでシングル・マザーのキャサリン(マージ・へルゲンバーガー)、女性に甘いのが弱点のニック(ジョージ・イージス)、頭脳明晰なサラ(ジョージャ・フォックス)、ギャンブル癖と格闘するウォリック(ゲイリー・ドゥーダン)といった一癖あるがキレ者の捜査官たち。

そして元CSIの殺人課刑事で、CSIのよき理解者でもあるブラス(ポール・ギルフォイ)。、これに検死官アル(ロパート・デヴィッド・ホール)、研究員グレッグ(エリック・スマンダ)らが加わり、CSIの捜査に協力します。

捜査のプロセス

「CSI:」の作風は、スティーヴン・ボチコが製作した「NYPDブルー」に代表されるような、登場人物の私生活と事件を等分ぐらいの割合で描くのではなく、あくまでも事件そのものが主体です。シリーズが進むに従って、登場人物のプライベートな部分も描かれるようになりましたが、捜査のプロセスこそが番組の最大の魅力。同時に従来の刑事ドラマと一線を画している点もまた、これまでに描かれたことのない最新の科学捜査のテクニックを駆使した、緻密な捜査のプロセスにあります。

例えば犯人の足跡ひとつを採取するにしても、肉眼では何も見えない光沢のある床に、「スタティック・プリント・コレクター」という機器を使い、静電気で埃を吸いつけて足跡を取るといった最新技術を見せてくれる。ほかにもCSIはX線探知機、金属探知機、細菌探知機も常備し、遺体や血液、声紋などありとあらゆる証拠を調べることができるのです。

番組内で使用する機器や捜査手順は、ほとんどが本物。一部検査時間などが短縮されているといった専門家の意見もありますが、スタッフは最新技術を学ぶためにコンベンションなどにも参加しているそうです。

さらに特筆すベきは、ビジュアル面。特にシーズン2以降、番組では検死官が銃弾を撃ち込まれた遺体を検分する際に、その説明に合わせて弾丸が皮膚を突き破り、内臓を破裂させる映像が画面に映し出されたりします。人体の内部の組織や細胞にいたるまでをリアルに、しかしグロテスクになりすぎないように、スタイリッシュに見せる。

解剖される遺体の過激さ、リアルさなども今では珍しいことではなくなりましたが、「CSI:」を初めて見た時には刺激的でもの珍しく、驚きの連続でした。

現場の微細な証拠を拾っていくという、基本的には非常に地味な捜査のプロセスを、視覚的な効果抜群の映像でスピーディかつスタイリッシュに見せる。それこそがブラッカイマーのヒットの法則とも言うべきノウハウであり、「CSI:」が従来にない刑事ドラマのスタイルとして、画期的な点と言えるでしょう。

90年代からの続投番組が隆盛を極める中、「CSI:」は放送開始直後から多くの視聴者数を獲得。年間の平均視聴者数ランキングでは、10位圏内に入る大健闘を見せました。続くシーズン2では、絶好調の「フレンズ」と「ER/緊急救命室」のトップ争いに参入し、シーズン3では、週ごとに抜きつ抜かれつのデッドヒートを展開して、ついに年間を通しての全米ナンバ-1の座を獲得しました。

04年には「フレンズ」が終了し、「ER/緊急救命室」はキャストの入れ替わりも激しく、ややトーンダウン。他の多くの人気継続番組が姿を消す中、子供から大人まで全世代をカバーする「CSI:」は、新たなテレピ界の覇者として圧倒的な強さを発揮していくことになります。

この番組のアメリカでの人気がどれほどのものだったかは、この番組の影響で犯罪学や科学捜査に関連する学科の受験者数が急増するなど、社会現象にもなったことからもよくわかります。番組で知識を得た犯罪者が、犯罪の証拠隠滅を巧妙化させる、また陪審員が科学的な証拠を絶対視するなど、陪審員制の障害になっているのではないかと法関係者が危惧しているといった現実もあります。

世界各国で放送されて人気を博し、日本をはじめさまざまな国の映画やドラマなどでも、「CSI:」の影響を見ることができるはずです。

2004年に登場した大ヒットドラマ

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大統領の弟殺しの罪を被せられて主人公の兄・リンカーン。そして必死に兄の冤罪を訴えるが、奇しくも死刑が確定してしまう。

死刑が免れないと知った主人公のマイケルは、兄を脱獄させようと自らも銀行強盗の罪を犯し、リンカーンと同じ刑務所に入り脱獄を試みる。

当初、短編で終わるはずだったこの作品は、あまりの大ヒットで続編が決定した。そしてシリーズ2も大ヒットし予定ではシリーズ7まで計画されてきた。しかし、シリーズ4で思わしくない結果となったため、このシリーズで物語は終わった。

作品の各シリーズの詳細はコチラ:プリズンブレイク動画